アロマテラピーには、驚くほどの可能性と人々を笑顔にするちからが備わっています。
香りとひととの関わり。その歴史は古く、太古より人類は植物の力を様々な形で利用してきました。
「アロマテラピー」という言葉が誕生したのは20世紀初頭のことですが、これまでの歴史の大部分で医学や薬学とも歩みをともにし、日々の暮らしに欠かせないものとして活用されてきました。
その背景を知ることで多くの知られざる事実までもが見えてくる植物の力(香りのチカラ)の偉大さには、私自身学びへの興味が深まるばかりです。
さまざまな場面で私たちを支え、力を与えてくれる植物の恵みとその魅力を最大限に活用できるアロマテラピーをぜひ気軽に取り入れていただけたらうれしくおもいます。
アロマテラピーに使う精油(エッセンシャルオイル)には、植物から抽出された100%天然の芳香成分を含むエキスがぎゅっと凝縮されています。空間に漂う香りをかぐだけで、香りの分子が私たちに癒しや活力を与えてくれます。
凝縮された天然の香り成分は、かいだときに「いい香り」と感じることでリラックスさせてくれるのはもちろんですが、鼻や皮膚から取り込まれた香りの分子が体内をめぐり、心や体の調子を整えてくれます。
植物には殺菌抗菌作用や消臭作用、汚れ落としや防虫作用など様々な作用を期待することができます。いい香りに癒されるだけでなくお掃除やお洗濯など私たちの暮らしにも、精油は助けとなってくれるのです。