前回書いた
の、事物人境ってどういうこと?
と聞かれ。
なので追記を。
「事」・・・所作、立居振る舞いすべてを含む行い、行為。
「物」・・・お茶碗、鉛筆、携帯、、などすべての品物。
「人」・・・親子、同僚、友人、恋人、などすべての人。
「境」・・・部屋のしつらえ、バランス、調和、融合など、すべての取り合わせ。
一期一会というと、人と人との出逢いを言うことが多いと思うけれど
それだけでなく、目の前にあるすべてにおいて一期一会を意識することで
そのすべてがかけがえのないものとして、いとおしさであふれてくる。
それを実感すること。
と私は解釈いたしました。
携帯や鉛筆に一期一会を意識する、と言われても
なかなか難しいこともあるけれど
それでも意識してみる。をたいせつにする。
目の前にある全てに対して
「今しかもう二度と触れ合うことはできない」
そう思って心を向けることができたなら
”失ってからはじめて気づいた・・・”
そういって悔やむようなことはしなくてもきっとよくなる。
自分の、そして大切なひとたちの心が
しずかに喜びで満たされることを想像しながら
今この瞬間に自分と関わる全てに向けて
感謝の気持ちを今すぐ伝えたい。
きょうの一期一会。
のうちのひとつ。


贈ってくれたちーちゃんも。
私のもとへと来てくれたチョコたちも。
ここに関わるすべての人とモノと事。
もう二度と会えないのだとしたら。
「ありがとう」を伝えられることも。
包みを開ける感覚も。そして味わえることも。
何もかもが奇跡になる。
いまこのときを
こころからありがとう。